門扉の設置で気になるものが「耐用年数」ではないでしょうか。この記事では、門扉の一般的な耐用年数と素材ごとの耐久性の特徴、耐用年数を延ばす方法などについて紹介しています。メンテナンスの重要性にも触れていますので、ぜひチェックしてください。
目次
門扉は頑丈な素材で造られているものがほとんどで、耐用年数は20年〜25年程度が目安です。ただし風雨や災害による被害の程度、メンテナンス・清掃の回数や状況に応じて経年劣化の程度には差があります。
基本的に門扉は堅牢に造られており、従来は手動だったものが電動式に切り替わるなど、現代的な製品も増えてきました。電動式シャッターは内部の部品の劣化が進むと7年程度でメンテナンスや交換の時期を迎えることもあり、定期的な点検が欠かせません。
素材ごとの耐用年数としては、アルミ材がもっとも耐久性にすぐれています。潮風のような特殊な環境下では錆びが進行するおそれがありますが、15年以上の持ちが期待できる素材です。
アルミ材と同じく人気の鉄材は、ロートアイアンとも呼ばれています。鉄はアルミよりも雨に弱い性質がありますが、紫外線による錆びには強いため、雨の少ない地域に適しています。
木材は和風建築に多く用いられる素材ですが、木材の種類や程度、メンテナンスの頻度によって老朽化の程度が異なり、カビや腐敗には特に注意が必要です。
門扉の耐用年数を延ばすためには、普段から丁寧に扱うことが大切です。車や自転車をぶつけたり、手で無理に力をかけたりせず、負担がかからないように扱いましょう。
カビや苔は取り除き、ホコリが入り込まないように清掃を行いましょう。基本的には乾いた布や固く絞った雑巾で拭き取り、汚れのある場所には刺激の少ない中性洗剤を使います。錆びが出ている部分は軽くこすって落とせるところは落とし、電子錠のように電子部品が組み込まれている部分は故障・損傷に注意が必要です。
錆び・色あせは耐久性の低下を表していますが、定期的な塗り直しで劣化の進行を抑えることができます。門扉のすべてを取り替える必要がない場合は、全体または劣化のひどい箇所を中心に塗り直しを行いましょう。
部品の交換も門扉のメンテナンスに役立つ方法です。ハンドルや鍵など、重要な部品を新しいものに交換すれば、元通りに使えるようになります。風雨によって老朽化が進んでしまった部分は、塗り直しとあわせて部品交換で対応できます。
門扉は、自宅の顔であり防犯性能を高めるためのアイテムでもあります。門扉がきちんと塗装され、ロックがかけられているだけでも泥棒などの侵入を防ぎやすくなり、住まいの安全性能を高めてくれます。
門扉は直接外に出ており、雨・風・雪といった自然の影響をダイレクトに受ける部分です。年数に応じて老朽化が進行するため、定期的なケアやメンテナンスを行うことが大切です。
傷んでいる箇所は塗り直しや部品の交換を行い、ゴミや汚れは取り除いて掃除を行いましょう。自分でDIYや清掃ができない箇所は専門の業者に依頼し、早めに対処を行ってください。
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