関連記事
選択する門扉によってどのような材質が使われているのかが変わります。門扉に使われる代表的な材質の種類と、特徴について解説します。
目次
アルミ形材は、門扉の素材として特に代表的なものです。非常に軽量なのが特徴で、サビや腐食に強いことから耐久性にも優れています。
見た目がシンプルなので、飽きにくいのもアルミ形材の魅力だといえるでしょう。いろいろな住宅との相性も良いといえます。
また、中には高級感のあるものや、デザイン性を高めたアルミ形材もあります。バリエーションが豊富でありながらコスト面においても優れている素材です。
アルミ鋳物は、デザイン性の高さが特徴的な素材です。高級感だけではなく重厚感もあるので、アルミ形材以上に見た目にこだわりたいと考えている方に向いているでしょう。
ただ、アルミ形材と比較すると、コストは高めです。
曲線的なデザインに対応できるのもアルミ鋳物の魅力だといえます。洋風なデザインの住宅と相性が良いです。
なお、基本的に細い素材でデザインすることになるため、目隠し効果はほぼありません。
天然木を使った木製の門扉も人気で、木のぬくもりを感じられます。やさしい風合いが特徴的なので、全体的にナチュラルな雰囲気の外観を目指している方に向いているでしょう。
手触りも優しく、質感で木製素材を選ぶ方もいます。柔らかいのが特徴的で加工しやすいソフトウッドと、硬いことから丈夫な特徴を持つハードウッドなどの種類があります。
注意点として、木を使っていることもあり、耐久性はそれほど高くありません。腐ったり、虫に食われたりすることもあるため、定期的に防腐塗料を使ったメンテナンスなどが必要になります。あらかじめ腐食防止加工が施されている商品もあるので、心配であればコストはかかりますが腐食防止加工済みのものを選択すると良いでしょう。
耐候性がある樹脂系素材のポリエチレンなどを使用して作られた門扉もあります。木製の門扉にしたいけれどメンテナンスのコストがかかりそうで心配といった方は、木目調の樹脂素材を検討してみると良いでしょう。一見すると樹脂で作られているとは思えないほど見た目が天然木にそっくりなものもあります。
また、アルミを組み合わせることによって強度を高めた樹脂素材もあり、選択肢が豊富です。
重厚で高級感のある門扉にしたい方に向いているのが、鉄製素材です。特にアンティーク調の住宅と相性が良く、海外の映画に登場するようなおしゃれな門扉にも鉄製素材がよく使われています。
ただ、鉄ということもあり、サビに弱いのが特徴です。定期的に錆び対策をするなど、メンテナンスを行わなければなりません。
強度を重視した門扉の素材を探している方に向いているのが、スチール素材です。さらに、加工性にも優れているので、さまざまな形の門扉に対応できます。それでいて価格が安めなので、強度と価格の両方にこだわりたい方から選ばれている素材です。
メッシュ状の門扉にしたいと考えている方にも向いている素材で、アルミメッシュより安く購入できます。
ただ、耐候性はそれほど高くありません。腐食してしまうこともあるので、メンテナンスが必要になります。購入時のコストは抑えられるものの、維持費がかかる点について理解しておく必要があります。
大型門扉門・特注門扉に対応しているメーカー18社の中から、「門扉をメイン事業として展開している」「さまざまな施設や工場などの大型門扉・特注門扉の実績がある」という2つの条件で厳選。
各社を独自に調査したところ、その中でも会社の特徴が明確だった3社に注目。利用シーンや用途別に、当サイトおすすめの3社を紹介します。
さまざまな門扉・引き戸を特注で提供。設計・開発・施工・アフターフォローまで一貫して行うため実績も豊富で臨機応変な対応が可能です。
軽量・堅牢・安全なハシモト式ノンレール門扉は、故障が少なく低コストで導入可能。レール式門扉をノンレール式に変更することもできます。
規格品があり、手軽に門扉を導入したい場合に適しています。幅広い要望に対し、柔軟な対応力・提案力を発揮している企業です。
※選定基準
Google検索にて「門扉メーカー」のKWで検索して表示された門扉をメインとして事業展開している20メーカー、及びイプロスで「大型門扉メーカー」に掲載がある14メーカーの中から、各公式サイトで施設や工場の事例がある18社を調査。その中から、以下の条件で3社をピックアップしています（2022年7月13日時点）。
エヌビーシー…ISO9001（品質マネジメントシステム）を取得している完全オーダーメイドのメーカー
ハシモト門扉…ノンレール門扉の事例が最も多いメーカー
ヒガノ…規格品展開をしていてカタログDLが可能なメーカー