門扉の色は、建物と外構をコーディネートするうえで重要な部分です。門扉の色ひとつで、外から見たときの雰囲気が変わることもあります。ここでは、門扉の色を選ぶ際のポイントと、色が与える印象について解説します。
門扉の色選びで迷ったときは、先にできあがっている(選び終えている)建物の外壁の色を参考にしてみてください。外壁がベージュの場合、門扉も同じトーンで同系色の色を選ぶようにします。
同系色とは、たとえば黄色を基準にした場合に、黄色の両隣(オレンジと黄緑)は同系色と考えることができます。ベージュであれば、うすだいだい色や黄みがかったブラウンが同系色に当たります。
門扉と建物をコーディネートしたあとは、玄関周りも門扉と同じ色合いにコーディネートをしましょう。
たとえば、建物の外壁がグレーで門もグレーにしたら、フェンスや扉はやや濃いグレーにする。インターフォンやポストも濃いグレーを選ぶ…というように、色がちぐはぐにならないように統一感をもたせると整った印象に仕上がります。
アルミ素材のように光を反射して光沢感が出る素材の門扉は、外壁と色をコーディネートしていても光沢の強いぶん浮いて見えてしまいます。
差し色のように部分的に使うか、または光沢感が視認しづらいダークブラウンや黒系統の色を選ぶと良いでしょう。
外構やエクステリアは玄関やサッシと同じような素材・色を選ぶ必要がありますが、メーカーが変わると微妙な色味の違いが出てきてしまいます。しかし、コーディネートの方法が分からなくても、メーカーを揃えるだけで同系統の色や雰囲気に統一することができます。
玄関・サッシのメーカーを調べ、外構やエクステリアも同じメーカーにするだけで、複数のメーカーから選ぶ手間がかからずスムーズに決められます。
黒または黒に近いグレーなどは、シックな雰囲気であり引き締まった印象を与えます。ただし黒を使いすぎると暗い印象になり、雨やくもりの日は余計に沈んだ雰囲気になるため注意が必要です。
白・クリームなどの白系統は、光を反射して輝くため明るい印象を与えます。ただし、ホコリや泥、鳥のふんなどの汚れが見えやすいためこまめなメンテナンスが欠かせません。
ダークブラウンなどのブラウン系統は、黒系統ほどシックに見えすぎず適度に大人な雰囲気を与えます。外壁と同系色でコーディネートする場合におすすめです。
アイボリー・ベージュのようなナチュラルカラーは門扉を優しい雰囲気に見せてくれます。あまり尖った印象を与えたくない場合におすすめです。
グレージュのように、複数の色味が混じったくすみカラーも最近のトレンドです。落ち着いた印象を与えつつ、外壁やサッシとコーディネートすることでオリジナリティが出せるため、お気に入りの雰囲気に統一したい方におすすめの色味です。
大型門扉門・特注門扉に対応しているメーカー18社の中から、「門扉をメイン事業として展開している」「さまざまな施設や工場などの大型門扉・特注門扉の実績がある」という2つの条件で厳選。
各社を独自に調査したところ、その中でも会社の特徴が明確だった3社に注目。利用シーンや用途別に、当サイトおすすめの3社を紹介します。
さまざまな門扉・引き戸を特注で提供。設計・開発・施工・アフターフォローまで一貫して行うため実績も豊富で臨機応変な対応が可能です。
軽量・堅牢・安全なハシモト式ノンレール門扉は、故障が少なく低コストで導入可能。レール式門扉をノンレール式に変更することもできます。
規格品があり、手軽に門扉を導入したい場合に適しています。幅広い要望に対し、柔軟な対応力・提案力を発揮している企業です。
※選定基準
Google検索にて「門扉メーカー」のKWで検索して表示された門扉をメインとして事業展開している20メーカー、及びイプロスで「大型門扉メーカー」に掲載がある14メーカーの中から、各公式サイトで施設や工場の事例がある18社を調査。その中から、以下の条件で3社をピックアップしています(2022年7月13日時点)。
エヌビーシー…ISO9001(品質マネジメントシステム)を取得している完全オーダーメイドのメーカー
ハシモト門扉…ノンレール門扉の事例が最も多いメーカー
ヒガノ…規格品展開をしていてカタログDLが可能なメーカー