こちらでは、電動大型門扉の事例・製品をまとめて紹介しています。各門扉の事例と会社の特徴をあわせて掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
電動の開閉装置を採用している回転式の門扉です。扉の全長が長いことから、門柱に厚みがある素材を採用して強度を高めています。また、門の仕様に合わせた電動開閉装置を一から設計・開発しているのもポイント。新しい装置は門の強度に耐えられるようにしています。
門扉の開き角度は左右で異なる一方、180度まで開閉することが可能です。施錠および解錠には、一般的な門扉で使われている落とし棒ではなく、電磁ロックが採用されています。
電動開閉装置を取り入れた片引きの門扉です。台車式の引き戸を採用しています。扉は一枚のスチールではなく、数mサイズのものを複数枚連結して製作されています。
引き戸の全長が長くて重いことから、別途設計・開発した電動開閉装置を使用しているのが特徴。これによって強度不足の懸念が払拭され、スムーズな開閉動作が可能にしています。また、レールの強度も考慮しており、台車式の引き戸の重さに耐えられるよう製作してあります。
エヌビーシーは、門扉や引き戸、フェンスや忍び返しなど、各種エクステリアを手がけている会社です。門扉はスチールやステンレスなど、アルミニウムなどを用いており、多彩なバリエーションをラインナップしています。
門扉など各種製品の設計・開発から施工まで、ワンストップで対応しているのも特徴。アフターサポートにも力を入れており、定期的なメンテナンスはもちろん、扉が動かない・開かないなどのトラブルにもスピーディに対応しています。
東京消防庁に設置した両開き電動門扉です。
七ヶ用水発電所に設置した門扉です。
ハシモト門扉は、手動から大型の電動タイプまで、さまざまな門扉を取り扱っているメーカーです。構造がシンプルなノンレールを採用し、低コストでの運用を可能にしています。一方、ベアリングの滑車を取り入れており、女性でも開閉しやすいよう設計されています。
同社の門扉は横倒れ防止の機能が不要な分、コンパクトサイズに仕上げられています。そのため、敷地や設置スペースが限られる場所でも設置しやすいのが特徴。門扉の新規設置はもちろん、レール式からノンレールへの変更にも対応しています。
神奈川県の日亜化学工業横浜研究所に設置した電動大型門扉(レールタイプ)です。
富山県のかんでんエンジニアリング庄川営業所に設置したノンレールの電動大型門扉です。
ヒガノは、ゲートやシェード、可動式車止めなどのエクステリアを広く手がけているメーカーです。門扉は手動と電動をラインナップしているほか、レールゲートとノンレールゲートを取り扱っています。製品のバリエーションが豊富で、さまざまなデザインを用意しています。
また、自社で工場を所有しており、オーダーメイドの製品づくりにこだわっているのも特徴。確かな技術と豊富な経験を持つ職人が作業し、一つひとつ丁寧に仕上げています。
折りたたみ式の門扉です。電動タイプですが、停電時は手動で操作できます。また、サビに強いステンレスの車輪を使用しています。
2本のレールで門扉を引き入れるため、安定性が高いのが特徴。ステンレス製の車輪を使用することで錆びに強く、停電時は手動でも操作できます。
車輪だけ設置するタイプの門扉です。レールが設置されていないため、レールの溝部分の清掃も不要となります。他のレール式電動引き戸門扉と同様、停電時には手動で操作できます。
パブリックシステムは、大型の電動門扉やカーゲートなどの製造を行っているメーカーです。電動門扉はレールタイプとノンレールタイプをラインナップしています。
特にセキュリティにこだわっており、車両はもちろん、人の侵入も防ぎやすい仕様が特徴。工場や空港・港湾施設など、高度なセキュリティが求められる施設・インフラにも対応が可能です。また、全開閉時には自動でロックがかかるため、人力では開閉できない設計になっています。
設置コストが安価なノンレールタイプの門扉です。スマートなデザインで、片引き・両引きから選べます。
入門・退門管理ができる電動門扉です。カードやリモコンを使った不正防止対策にも対応が可能です。
レールを設置して引き込む大型引き戸・門扉です。豊富な機能とデザインから選べます。
引き戸のないスペースに適した観音開きタイプの電動門扉です。左右の開閉動作が自動なのはもちろん、開閉速度の調整や障害物センサー感知するなど、さまざまな機能が備わっています。
アクトテクニカは、駐車場のチェーンゲートや各種施設の電動門扉を取り扱っているメーカーです。門扉はレールタイプ・ノンレールタイプのほか、スライド式やスイング式などをラインナップしています。
同社は門扉の設計や施工はもちろん、設置のメンテナンスやアフターサポートまで自社で一貫対応しています。また、豊富な施工実績を有しており、これまでに培った知識や技術、ノウハウを活かして顧客に合った門扉の提案を行っています。
ステンレス製の大型電動門扉です。複数のサイズパターンをラインナップしています。開閉機構にはラック&ピニオンを採用しており、スローダウン・スロースタートを実現。開閉時の衝撃が少なく、静かでスムーズな動作を可能にしています。一方、停電時の手動動作にも対応しています。
JFE建材は、多種多様なフェンスを取り扱っているメーカーです。門扉のラインナップも豊富で、ステンレスやスチール、アルミなどの材質から選べます。なお、電動の大型門扉はセンサーを搭載するなど安全面にも配慮しており、挟まれ事故などトラブルの予防が可能です。
また、採用実績が豊富にあるのも特徴。さまざまな製品の中から、門扉を設置する場所や顧客の課題・ニーズに合った門扉を提案してもらえます。
片倉建鉄は、オーダーメイドによる門扉を提供しているメーカーです。自由な設計が可能で、サイズはもちろん、細かい仕様まで決められるのがメリット。門扉の主材はステンレスやスチールから選択できます。
デザイン性の高さ特徴といえます。片倉建鉄は、門扉の一部にはアルミの鋳物を使っているため、オリジナリティあふれる門扉にすることが可能です。一方、表面仕上には耐候性樹脂塗料を使うなど、見た目と機能性の両立にこだわっています。
横幅が12mほどある大型電動門扉です。駆動方式はワイヤーで、表面は溶融亜鉛メッキと塗装で仕上げてあります。
溶融亜鉛メッキで仕上げられた電動の大型門扉です。リモコンや遠隔スイッチで操作できるほか、暗証番号テンキーに対応しています。
信興産業は、手動や電動、伸縮門扉などを手がけているメーカーです。電動門扉はワイヤー駆動を採用しており、スムーズで安定した動きを実現しています。一方、ブレーキ解放レバーを操作すれば、停電時に手動で開閉可能です。
また、安全面にもこだわっており、センサーによる開閉の自動停止機能や転倒防止装置が標準搭載しています。デザイン性も高く、ウレタン樹脂塗装によって好みのカラーリングに仕上げることが可能です。
リモコン操作で電動開閉ができる引き戸門扉で、車の中からの開閉操作ができます。スローダウン機構や障害物検知時の停止機能付きで安全性に配慮された設計です。
三協アルミは、門扉をはじめ、ドアや引戸、庭・フェンス周りなど、住まいのエクステリアやインテリア、リフォーム商品を手がけている会社です。首都圏・名古屋・大阪・福岡・富山にはショールームがあり、発注前に直接目で見て確かめることもできます。門扉は豊富なラインアップとカラーバリエーションがあり、建物のデザインや雰囲気に合わせてさまざまなデザインに変更可能。扉部分を木目調に変更して無機質さを軽減することもできます。
本体内に電動モータを内蔵した電動ボールネジ駆動のスイング型ゲート開閉装置です。リモコン操作のほか、来訪者をインターホンで確認し、屋内からもゲートを開閉できます。
病院や駅などの公共交通施設、オフィスビル、商業施設など、都市部の大規模施設のドアやセキュリティゲート、門扉を専門的に手がけているナブコドア。電動門扉は両開きと片開きタイプの両方を取り扱っており、建物に合わせたゲートを提案できる会社です。先端センサーや各種操作スイッチとの組み合わせなど、ニーズに合わせたゲートシステムのオーダーも可能。北海道から沖縄まで全国100箇所以上のサービスステーションで販売から施工・アフターサービスまで一貫対応しています。
中を見せるタイプ、中を見せないタイプを選べるようになっています。屋外・屋内の両方の仕様があり、扉の材質のラインナップも豊富です。
横引き・水平引き、防火望遠シャッターや門扉を専門的に取り扱う業者です。設計事務所やゼネコン、住宅・内装業者などとの取引実績が豊富で、電動門扉では企業の自社ビルや大使館の施工実績も持っています。横引きSRの電動門扉は、緊急ハンドルや手電動切り替えレバー、赤外線ビームセンサーによる車両検知、対人障害物センサーを設置できる仕様です。大型門扉に求められる安全性を高めるオプションを組み合わせできるようになっています。
画像の門扉は、軽井沢の保養施設に設置した事例です。軽井沢の自然にマッチするよう、ヨーロッパ調のロートアイアン扉を採用しています。
「ヨーロッパの街並みを再現する」をコンセプトに、ヨーロッパ調のロートアイアンを専門に取り扱っているしたメーカーです。自動門扉や折れ戸のほか、屋内外用のフェンスや手すり、装飾パネルなどもロートアイアンに特化しています。自動門扉は、重厚で堅牢な性質を大切に、重量に重きを置いた設計にこだわっているとのこと。観音開き、片開きのどちらのオーダーにも対応しており、要望によっては景観にマッチした青銅色などの塗装仕上げも行っています。
電動大型門扉は、門扉の構造によって動く仕組みが異なります。観音開き・片開きの場合はアーム式駆動装置が主流で、三角形を構成する駆動装置の1辺が伸縮することで門扉を開閉します。
引き戸の場合は、門扉にチェーンを取り付けて固定したチェーンを回転させることで開閉させるチェーン駆動装置の多く採用されます。また、戸袋側に門扉と同じ長さの回転ベルトを設置。ベルトが回転させることで開閉する方法もあります。
電動大型門扉のメリットは利便性にあります。門扉の開閉を電動化することで毎日の開閉動作の負担をなくし、雨の日でも濡れることなく門扉を開閉することが可能です。コストパフォーマンスにも優れていて、今使用している門扉に電動開閉を後付けすることも可能です。新しい電動門扉を購入するよりはるかに費用を抑えられます。
また、安全性が高いこともメリットのひとつと言えます。動作中に人や車が開閉ラインに侵入したとしても、即座に停止できる安全装置が付いているため安心です。状況に合わせ、光電や人感、タッチセンサーなどと連携することもできます。電動大型門扉を設置するのに向いている場所は、開閉回数の少ない場所や高セキュリティが必要な場所などです。
大型門扉門・特注門扉に対応しているメーカー18社の中から、「門扉をメイン事業として展開している」「さまざまな施設や工場などの大型門扉・特注門扉の実績がある」という2つの条件で厳選。
各社を独自に調査したところ、その中でも会社の特徴が明確だった3社に注目。利用シーンや用途別に、当サイトおすすめの3社を紹介します。
さまざまな門扉・引き戸を特注で提供。設計・開発・施工・アフターフォローまで一貫して行うため実績も豊富で臨機応変な対応が可能です。
軽量・堅牢・安全なハシモト式ノンレール門扉は、故障が少なく低コストで導入可能。レール式門扉をノンレール式に変更することもできます。
規格品があり、手軽に門扉を導入したい場合に適しています。幅広い要望に対し、柔軟な対応力・提案力を発揮している企業です。
※選定基準
Google検索にて「門扉メーカー」のKWで検索して表示された門扉をメインとして事業展開している20メーカー、及びイプロスで「大型門扉メーカー」に掲載がある14メーカーの中から、各公式サイトで施設や工場の事例がある18社を調査。その中から、以下の条件で3社をピックアップしています(2022年7月13日時点)。
エヌビーシー…ISO9001(品質マネジメントシステム)を取得している完全オーダーメイドのメーカー
ハシモト門扉…ノンレール門扉の事例が最も多いメーカー
ヒガノ…規格品展開をしていてカタログDLが可能なメーカー